凝ったデザインと優しい価格を両立する新ブランド登場

聞き慣れないブランド『ストゥーリング オリジナル』の時計が上陸した。

「大型ケースでちょっとはずした感じのデザイン。スポーティテイストもあればクラシックなドレスウォッチもあります」(ユーロパッション マーケティング部/奥野未希恵さん)

ストゥーリング オリジナルは1999年創業の新しい時計会社だが、創設者であるマックス・ストゥーリング6世の祖先は複雑時計を得意とする時計師だった。1800年代後半、初代マックス・ストゥーリングは自身のブランドを持たず、ジュール・ルイ・オーデマと仕事をしていたという。
Ref.78257RD
5万8800円、SSケース、ブラックPVD、自動巻き、46×40ミリ、5気圧防水。

ひ孫の代で時計産業とは無縁になっていたが、マックス・ストゥーリング6世が、時代を先取りした革新的なデザインの時計と手頃な価格を両立させた時計作りを目指し、会社を設立した。本社はニューヨークのブルックリン。すでにアメリカや南ヨーロッパでは大人気らしい。

たしかに物欲を刺激するデザインだ。価格も手ごろ。最近、欲しい時計がないと嘆いている人にとっては、非常に面白い時計といえるだろう。ムーブメントは中国製。

傑作「ロイヤル オーク」、40周年を期に原点回帰!

スイス時計界屈指の名門であるオーデマ ピゲを代表する製品のひとつが、「ロイヤル オーク」。“20世紀最高の時計デザイナー”と讃えられるジェラルド・ジェンタがデザインし、1972年のバーゼルフェアで発表されたステンレススティールケースのこの薄型スポーツウォッチは、今年誕生40周年を迎えた。

今日、時計業界で最も人気の高い「ラグジュアリー・スポーツウォッチ」というジャンルを創造し、しかも他の追随を許さず輝き続けるこの腕時計は、現代時計業界における最も偉大な伝説のひとつだ。

高級時計なのに素材はゴールドではなくステンレススティール。スポーツウォッチなのに超薄型ムーブメント。ドレスウォッチ的な優雅さを持つケース一体型のブレスレット。そしてゴールド以上の高価格……。 “高級時計=ゴールド素材”、“スポーツウォッチ=厚く頑丈な造り”というデビュー当時の常識に真っ向から挑戦したこのモデルの評判が、発表当時は業界内で芳しくなかったことは、じつは有名な話である。しかし関係者の予想を覆し、「ロイヤル オーク」は世界中の行動的なセレブリティたちから、自らのライフスタイルにピッタリの腕時計として熱狂的な支持を得た。そして「ラグジュアリー・スポーツウォッチ」の“元祖にして究極”の座に君臨し続けて現在にいたっている。

誕生40周年に当たり、この傑作をどう「リ・デザイン」するか? オーデマ ピゲ本社のデザインディレクター、オクタビオ・ガルシア氏が出した答えは明快そのもの、オリジナルへの「原点回帰」だった。

その判断の正しさは、初代オリジナルモデルとまったく同じサイズ、ムーブメントを搭載した復刻モデルを見れば明らかだ。完璧なものには、手をくわえる必要はない。そしてこの原点をお手本に、文字盤やサイズをはじめすべてのモデルのディテールが改めて見直され、さらに完成度が高められた。

また「スケルトン エクストラ シン」「スケルトン トゥールビヨン エクストラ シン」という2つのモデルも、40周年記念限定で登場。どちらも、オーデマ ピゲ独自の技術とクラフツマンシップが凝縮された、時計愛好家にとっては見逃せないコレクターズアイテムだ。

歴史を感じさせる時計が登場、「ジラール・ペルゴ フェア」開催

「ジラール・ペルゴ」は今からおよそ150年前の幕末の時代に来日を果たした、日本にとても縁の深いウォッチ・ブランド。ジラール・ペルゴ社のひとりであるフランソワ・ペルゴが横浜に来し、日本にスイスの時計文化を広く知らしめた歴史をもつ。そのジラール・ペルゴがこの11月、大丸大阪心斎橋店にて「ジラール・ペルゴ フェア」を開催する運びとなった。

今年2010年は、4年前に発表されて以来瞬く間に同社のメインコレクションのひとつとなった「ジラール・ペルゴ1966」のシリーズが充実。同フェアでは「ジラール・ペルゴ1966」のモデルが多数来日し、はじめてコラムホイールクロノグラフを搭載した1950年代の丸型クロノグラフを彷彿とさせる「ジラール・ペルゴ1966クロノグラフ」や、やはり主力モデルのひとつである「ジラール・ペルゴ1966 パーペチュアルカレンダー」が日本で初公開となる。

『ブルガリ イル・リストランテ』に白トリュフを使ったスペシャルコースが登場

キャビア、フォアグラと並ぶ世界三大珍味のひとつである黒トリュフ。しかし、世界でもイタリアでしか品質のよいものは採れず、そのうえこの時期にしか味わうことのできない“白トリュフ”は、そんな黒トリュフよりもはるかに希少性が高く、“イタリア食材の宝石”と称されている。

この香り高い高級食材白トリュフを中心に、さまざまなトリュフを味わうことのできるスペシャルメニューが、11月15日(月)より『ブルガリ イル・リストランテ』に1週間限定で登場。『ブルガリ イル・リストランテ』エゼクティブシェフ ルカ・ファンティンが腕をふるい、最高品質とされるアルバ産の白トリュフをふんだんに使用したメニューの数々を紹介する。また、11月21日(日)には、ミシュラン二ツ星日本料理『龍吟』より山本征治料理長を招き、一夜限りのスペシャルディナーを開催!

ブルガリ イル・リストランテ エゼクティブシェフ ルカ・ファンティン
シェフ ルカ・ファンティンが『龍吟』の山本シェフとともにアルバ産白トリュフをメインに創作、日本料理とイタリア料理のコラボレーションが実現する。当日はシェフソムリエが厳選するイタリアワインをはじめ、すばらしい日本ワインとともに奥深い白トリュフの味わいを堪能することができる。

華やぐ金曜日の銀座をジャズが彩る

DJ、クリエイティブディレクター、世界唯一の選曲評論家、サウンドブランディングの第一人者、TOKYO CROSSOVER/JAZZ FESTIVAL発起人、クラブ『THE ROOM』のプロデューサー……など、さまざまな顔をもつクラブジャズの先駆者 沖野修也(Kyoto Jazz Massive)。

オウプナーズの人気連載「iMix for OPENERS」でも、毎回多彩なサウンドミックスで多くの音楽ファンを唸らせている。

その活躍は日本だけに留まらず、この5年間で世界30ヵ国、110都市に招聘されただけでなく、CNNやBILLBOARDなどでも取り上げられるなど、世界標準をクリアできる数少ない日本人DJのひとりである。

近年はホテル、映画館、銀行のサウンドプロデュースなども手がけるなど、クラブミュージックの枠組みを超越した活動も展開。その動向がつねに注目されている。

DJ 沖野修也
そんな沖野修也がジュエラー「BVLGARI(ブルガリ)」本店を構えるブルガリ銀座タワー 屋上ラウンジエリア『La Terrazza Lounge』を会場にパーティーイベントを開催する。眼下に広がるまばゆい夜景を眺めつつ、ジャズとお酒に酔う──そんなラグジュアリーなフライデーナイトを楽しんでみては。

今年は誕生50周年を迎えた究極の実用腕時計「グランドセイコー」を筆頭に

セイコーは時計製造をはじめて以来、精度と実用性を誠実に追求してきた、日本が世界に誇る時計ブランドである。100年を超える歴史を持ち、ヒゲゼンマイの素材から地板の上に留められたネジ1本にいたるまで自社で開発製造して時計づくりを続けてきた。スイスの老舗時計ブランドにまったく引けを取らない「リアル・マニュファクチュール」として、時計愛好家を魅了している。本格的な複雑時計の製品は「スプリングドライブ・ソヌリ」ひとつのみだが、伝統的な機械式時計からクォーツ、さらに両者のハイブリッドメカニズムを持つスプリングドライブまで、独自の技術が発揮された製品はかず多い。その技術開発力にはスイスをはじめ世界中の時計メーカーが敬意を払い、つねに注目している。

今年はセイコーにとって記念すべき年。精度と実用性をシンプルに誠実に追求するという製品哲学が結晶したブランドの“顔”、偉大なるスタンダードウォッチ「グランドセイコー」が誕生から記念すべき50周年を迎えた。
これを記念してバーゼルフェアでは、機械式、クォーツ、スプリングドライブと3種類のムーブメントを使った3種類の記念限定モデルが登場。

日本刀をモチーフに世界に通用するシャープで端正なフォルムと、独自のムーブメント技術が融合した世界共通モデル「セイコー ブライツ アナンタ」にも、初のムーンフェイズ付きモデルが加わった。

また遊び心ある大人の男性を対象にした「セイコー ガランテ」からは、日本が生んだ偉大なアニメヒーロー「鉄腕アトム」モデルが限定モデルとして登場。

さらに、クォーツ誕生40周年記念モデルや、最先端の電子インク技術を使ったデジタルウォッチのプロトタイプも発表するなど、例年にも増して魅力的な新作がそろった。

グッチ アイコン テンポラリーショップで手に入れる時計&アイウエア

エッジの効いたデザインと革新的なファッション性をさらに発展させたあたらしいI-GUCCI。ダブルレイアウトの大きなデジタルディスプレイは、アイコニックなGGラバーストラップと完璧にマッチし、ラバーストラップには一目でグッチと分かるグリーン・レッド・グリーンのウェブが配されている。

高度な機能を搭載し、すべての調整は、44 mm のなめらかなラウンドフレームケースの側面に組み込まれたプッシュボタンでおこなうことができる。さらに、プッシュボタンを押すと多くのインフォメーションをシンプルに表したデジタル表示から、2本のデジタル針でローカルタイムを示すアナログ表示にすばやく切り替えることができる。

クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニによってデザインされたI-GUCCIは、コンテンポラリーなビジョンのなかにクラシックなグッチのラグジュアリーさを蘇らせるという、彼女のユニークな才能を具現している。グラフィカルでクリーンなラインのこのウォッチは、スポーティーモダンを集約させただけではなく、Swiss made の精巧な技術が備わり、美しさと機能性を完璧に融合させている。

スプリングドライブ、クォーツ、メカニカル、3種の記念モデルが登場

グランドセイコーの時計は視認性と装着感、仕上げのよさを追求し、セイコーにおける普遍的なデザインとして定着した「セイコースタイル」に、メカニカル、クォーツ、そして独自の機構であるスプリングドライブを搭載した3つの製品からなる。今回のアニバーサリーコレクションの先陣を切ったのは、メカニカルとクォーツのよさを凝縮し融合させた、セイコー独自の機構であるスプリングドライブのモデルだ。同モデルには50周年を記念する特別仕様として、最高精度のスプリングドライブ・ムーブメントを使用。標準品搭載のキャリバー「9R65 」(平均月差±15秒/日差±1秒)の時間精度を平均月差±10秒(日差±0.5秒)にまで高めた「9R15」を搭載している。引き続き、同じく最高精度を誇るクォーツモデルとメカニカルモデルも今後登場する予定だ。

いずれも1960年代の初代モデルのイメージから、「時計の王者」を意味する獅子のモチーフ(18Kゴールド)を、「50th Anniversary」の文字とともに3時位置に配した。丁寧に焼き上げたブルースティールをはじめ、職人によるこだわりが隅々にまで反映されている3種のモデルは、いずれを選ぶか、往年のグランドセイコーファンならば迷ってしまうことの必須のラインナップである。

リシャール・ミル RM022 エアロダイン デュアルタイムゾーン 革新的技術を満載した、新デュアルタイムモデル!

超音速機の翼用としてNASA(アメリカ航空宇宙局)が研究・開発に先鞭を付けたナノカーボンファーバーを心材に、斜方晶系チタンアルミナイドを組み合わせたハニカム構造合金を地板に採用した、デュアルタイム機能付きの最新トゥールビヨンモデル。2009年発表の「RM021」の進化形ともいえるこのモデルには、高速回転香箱や可変慣性フリースプラグテンプ、トゥールビヨンケージのセラミック製エンドストーンを取り入れるなど、リシャール・ミルならではの徹底した革新が織り込まれている。デュアルタイム機構は9時位置のプッシュボタンで簡単に設定・調整がおこなえ、さらにリュウズにはワンプッシュするごとに巻き上げ、ニュートラル、時刻合わせと機能が切り替わるファンクションセレクター機構が組み込まれている。ゼンマイ残量を表示するパワーリザーブインジケーター、ゼンマイのトルクレベルを表示するトルクインジケーターも搭載。

自由奔放なアイデアと新素材 時計界の「F1チーム」は、10年目もトップを独走中

今から9年前の2001年、“複雑機械式時計=伝統的”という過去の文法にとらわれず、ブランドの枠を超えた時計技術者たちの叡智をみずからの人脈で結集させ、夢の時計開発・製造チームを編成。リシャール・ミルは、宇宙航空分野の先端素材を大胆な導入で高級スポーツウォッチの概念を革新し、センセーションを巻き起こしたウォッチコンセプターだ。

ブランド誕生10年目に当たる2010年、彼は世界の高級時計をリードする老舗名門が集うジュネーブサロンを、新作発表のステージとして選んだ。

クラシックの王道を行く老舗や名門ブランドの新作群とともにその新作を鑑賞すると、“まるで未来から来たような”突き抜けた革新性にあらためて感銘を受ける。

未来的なイメージで人気の高い「RM021」の発展モデル「RM022 エアロダイン デュアルタイムゾーン」と超薄型レクタンギュラー(角形)モデル「RM016」のケースにトゥールビヨンを組み込んだ「RM017 トゥールビヨン」。また、昨年発表されたダイバーズの新作「RM028」――どれもリシャール・ミルでなければ考えられない大胆なデザインと革新的な機能を備えた意欲作だ。

この9年間、彼のプロダクトに触発された腕時計がさまざまなブランドから登場した。だが、時計の未来を競うレースで、彼のチームを脅かすライバルはいまもまだあらわれていない。独走状態は、まだまだ今後もつづきそうだ。