幻の機械式水深計付きモデルが 進化して再登場

生産数がごくわずかだったため、時計コレクターのあいだでは“幻の傑作”と呼ばれる1997年発表の機械式水深計付きダイバーズモデル「GSTディープワン」から10年あまり。その基本コンセプトを引き継いだ腕時計が、新生アクアタイマーのフラッグシップモデルとして発表された。とはいえ機械式水深計のメカニズムはまったくの新設計。時計の機械式ムーブメントとは完全に独立し、文字盤の左半分に配された目盛りに青と赤の2本の針で、現在深度とダイビング中に到達した最大深度を表示する。潜水時間マーキング用のベゼルが操作しやすいアウタータイプなのもいい。

自動巻き、SSケース×ラバーストラップ(またはブレスレット)、直径46mm、12気圧防水、168万円(ラバーストラップモデル)、181万1250円(ブレスレットモデル)、9月発売予定。

「ディオール」によるプレバーゼル、今年発表予定の最新作を紹介

3月末にスイスで開催される腕時計の国際展示会「バーゼルワールド」。同展に出品予定の「ディオール」がそれに先駆けて、先月末にプレバーゼルフェアを東京にて開催した。

昨年、ディオールはブリッジとプレートにサファイアクリスタルとダイヤモンドを用いた「クリスタル トゥールビヨン」で話題を呼んだが、今年もこの「ディオール クリスタル」コレクションが充実したラインナップで登場。写真は42mmの大ぶりなケースにブラックサファイアクリスタルをあしらったモデルだが、ベゼル部分にほどこされたサファイアクリスタルのアシンメトリーな配置にくわえて、ブレスレット中央列の幅がより広くなることでいっそうシャープな印象を醸している。

I LOVE CHROME HEARTS クロムハーツの現在・過去・未来

約2年という時間をかけて今春リニューアルオープンした東京・青山の『CHROME HEARTS TOKYO』は、クロムハーツの過去・現在・未来が重層的に表現されているギャラリーのような美しいショップになっている。
最高の素材を最高の手仕事によって表現しているアクセサリーやジュエリー、レザーウェア、アイウェアはもちろん、住空間を構成する家具や雑貨にいたるすべてにクロムハーツの純血が流れ、見る者を引き込む力を感じさせる。
世界に類を見ないクロムハーツというブランドの“Radical&Chic”をOPENERSが特集する。

『オーデマ ピゲ ブティック 銀座』オープン2周年記念フェア開催

2007年7月12日、銀座中央通りにオープンした『オーデマ ピゲ ブティック 銀座』。このたびオープン2周年を記念して、お客様への感謝の意をこめたフェアを開催する。
期間中、商品を購入されたお客様へのプレゼントを用意しているほか、2009年1月にジュネーブサロンにて発表し、一部入荷した商品にひと足早くお目にかかれるチャンスだ。

タグ・ホイヤー 誕生40周年の歴史的傑作を軸に、本領を存分に発揮

創業者エドワード・ホイヤーの“革新の志”に基づいて、いつの時代も積極的にスポーツウォッチの未来を創造してきたタグ・ホイヤー。創業150周年を1年後に控えた今年、その製品はメカニズムでもバリエーションでも、かつてないほどの充実を見せている。中でもいちばん注目したいのが、誕生から40周年を迎えた角型腕時計「モナコ」の限定モデル各種。どれもモータースポーツファンには絶対に見逃せない、心惹かれる逸品ばかりである。

モナコ・ヴィンテージ クロノグラフ ガルフ限定モデル

レーシングドライバーとしても活躍した名優スティーブ・マックイーンが自らプロデュース&主演&参戦し、ル・マン24時間レースの全貌を描き出した傑作映画『栄光のル・マン』。1971年に公開されたこの映画で、彼が実際にドライブした当時最強のマシンが「ガルフポルシェ917K」だ。この時計は同車のボディと同じ、レース通にはお馴染みのオレンジとブルーのガルフストライプのカラーリングを文字盤に施した特別限定モデル。ベースモデルは新作の「モナコ自動巻 クロノグラフ」。ムーブメントを鑑賞できるようケースをシースルーバック化するなど、プレミアムなディテールが満載だ。

Richeville Day&Night|リシュヴィル デイ&ナイト

1993年に発表された、GP製のトノーウオッチをルーツに持つ、「リシュヴィル」コレクション。ラウンドとスクエアを融合したような、独特なケースフォルムが魅力で、時計ファンはもとよりファッション感度の高いユーザーからも熱烈な支持を得ている。

なかでも「リシュヴィル デイ&ナイト」は、24時間で1回転するディスクを、12時位置のポインターが指示することによって“時”を表示するというユニークモデル。2色に塗り分けられたディスクが、AMとPMの判別を容易にするばかりか、デザイン上の効果的なアクセントにもなる。そして“分”はセンターの長い針で、“秒”は9時位置のスモールセコンドで表示。時・分・秒をセパレートにしたスタイルが、リシュヴィルの個性をよりいっそう際立たせている。

5時位置にはパワーリザーブ表示を装備するなど、実用性の高さも特筆すべきポイント。搭載されるのは、自社製の「Cal.GP033G0」で、シースルーバックから美しい機械を眺めることも可能である。

ファイナンシャル パワーリザーブ

「ww.tc」とは、“ワールドワイド タイムコントロール”の意味。エレガントなラウンドケースにワールドタイマーを搭載し、優れたルックスと実用性を兼ね備える、ジラール・ペルゴを代表するコレクションである。そんなww.tcから、さらにユニークなコンセプトをもって開発されたのが、英語で“金融”を意味する“ファイナンシャル”の名が冠された、「ww.tc ファイナンシャル」だ。

ダイヤル外周に2枚の可動ディスクを装備し、9時位置のリューズの操作によって、24時間表示(内側)と都市名表示(外側)がリンクして稼動するところまでは、従来のww.tcと同じ。ただし、同モデルの都市名表示は、東京、ニューヨーク、ロンドン、香港という“世界4大株式市場”の立ち会い時間が瞬時にわかるよう工夫されている。

2008年には、同シリーズから4時位置でゼンマイの巻きあげ残量が確認できる、パワーリザーブモデルが登場。国際派ビジネスマンから、高い支持を獲得している。

ロドルフ|デザインから発想する独創的な時計作り

「ロドルフ」は、スイス人時計デザイナーであるロドルフ カタンがデザインを手がけるブランドだ。“時計の審美家”とも呼ばれるロドルフの時計作りはムーブメントから開発するのではなく、時計の目に見える部分、つまりケースと文字盤、針、リューズやストラップをデザインすることから始まる。デザインを立体的に造形するための機械的要素として捉え、最終的に時計の美的要素に合わせてムーブメントを考えていく方法だ。

ピュアでありながら官能的な曲線、力強いけれども奇抜ではなく、全体にまとまりを持つのがロドルフのスタイルだ。その建築物をも思わせるスタイルは、幾度となくル・コルビュジエの建築と比較されてきた。

またロドルフには、眠っているブランドを目覚めさせてきたという実績がある。イタリアで人気の誇る「ブレイル」やファッションブランドの「エスプリ」など、ロドルフの才能は他ブランドにおいても裏付けられていく。新天地を切り開くという意志と、優れた美的感性は新たな流行を生み出してきた。

斬新な発想と
フォルムへの追求心

フランク・ミュラー グループにおいて、彼の才能は一層花開く。
時計業界で帝国を築いた経営者のヴァルタン・シルマケスと豊かな発想を持つデザイナーのロドルフにより、
数々の名作が生み出されてきた。クロノグラフ・ムーブメントを180度回転させる「インスティンクト・クロノ180°」もその代表作であり、斬新な発想が話題を呼んだ時計だ。同モデルの特徴である樽型のフォルムはロドルフが長らく再解釈してきたテーマ。「視点を変えて世界を見ることができるように」という、彼ならではの発想がベースにある。

最高のギフティングとは? 別所哲也、「感謝の連鎖」を語る

「ショートショート フィルムフェスティバル」は、アカデミー賞の公式映画祭をはじめ、世界のさまざまな映画シーンで知られる存在だ。ファウンダーの別所哲也氏によると、立ち上げ当初は”語り始めたらキリがない”ほど数多くの、悲喜こもごものエピソードがあったという。そして、当初からの“感謝の連鎖”が、いまの成功につながっているのではないか、という。

ジョニーウォーカー ブルーラベルがネット配信するショートフィルムの第2弾、「紳士の賭け事II」がここで思い起こされる。主演のジュード・ロウがイタリアの田舎の邸宅の納屋に眠っていた戦前のグランプリ・レーサー、”ドライエ135S”をドライブして、24時間以内にモンテカルロに到着できるかどうかの賭けに挑む、というのが、そのストーリー・ラインである。途中、ロウはさまざまなトラブルにあい、そのたびに見ず知らずの人に助けてもらって、ついにはゴールにたどり着く。「感謝」と「ギフティング」がモチーフとなったこのフィルムに関連して、別所哲也氏はみずからの経験をまじえて、語ってくれた。