ロレックスニュース! 国内正規販売店の悲劇

2015年2月9日(月)信頼度★★★★☆

2月1日から国内の正規販売店に衝撃が走りました。というのも日本ロレックスはこの度国内販売店のランクを大幅に見直したからです。売上高などでランクが付けられるのはまあ致し方ないのかなと思いますが、実際に売り上げはもちろんの事、店舗またはブースの意匠や他ブランドとの位置関係にまで細かな決め事があるそうです。その通りに改装して毎日技術者を配置し一定数以上の在庫をするなど、様々な決まりをクリアすれば晴れて特Aコンセプトショップとなるそうです。

福岡市でいうと特Aは三越のみ、大丸、岩田屋はAという位置づけでしたが、2月以降市内のAコンセプトは三越と岩田屋のみになってしまいました。Aコンセプトであればそこそこプロフェッショナルモデルも入荷できるのですが、B以下だと人気モデルの入荷はほぼ絶望的だとか。今回全国的にかなりの正規店が格下げを喰らったそうです。中には店舗など改修して条件をクリアしたにも関わらず格下げされた店舗もあるとか。
Aのショップが減ってBのショップが増えたそうですが、今後日本国内でプロフェッショナルモデルの正規流通が減っていくのかもしれません。となるとデイトナのように並行の方が高価なモデルが増えるのかもしれませんね。

転売問題はロレックスだけではなく、玩具や他の商品でも起っていることです。転売屋が買い占めることで1次販売店は売り切れますから本当に欲しい人に行き渡りません。どこの正規店にも売っていないものだから、時計であれば並行ショップ、他の商品であればネットオークションなどで高額なプレミア付きを買うことになります。時計に微塵も興味を持たない転売屋は儲かりますが、メーカーも1次販売店も購入者も誰一人として得をしません。

プレミアムはその商品の人気を指示すバロメーターであると同時に、その人気を衰えさせてしまうことにもなりかねないまさに諸刃の剣です。事の重大性を日本ロレックスはしっかりと理解しているのでしょう。転売対策とユーザビリティの程よい落とし処を模索しているのかもしれませんね。