時代を切り拓くフットワークと遊び心

かつて一流ホテルのホテルマンは、足下の靴を見て客の値踏みをした、といわれていました。ですがこの評価規準はいまでは当てはまらないでしょう。

いまや多くの名門シューズブラン ドがスニーカーを手がけ、ファッションアイテムとしてだけでなく、社会的に認知を得ています。むしろ革靴がエスタブリッシュメントであるのに対し、スニーカーは、時代を創造するカリスマや起業家に象徴される、現代の成功者をイメージさせます。さらに洗練されたブランドの感性を注ぐことで、スポーツシューズとは一線を画するのです。

そうした靴と並び、ホテルマンが品定めするアイテムに時計がある。ある意味では服や靴以上に、時計は持ち主の素顔を映し出すものです。ラグジュアリースポーツならそんなシーンでも一目置かれるに違いありません。

フランク ミュラーの「ロングアイ ランド クレイジーアワーズ」は、数字インデックスをランダムに配置し、時針は正時にその位置にジャンプし、時刻を表示。オーセンティックなレクタンギュラーケースをキャンバスに、自分だけの時間を楽しむような遊び心にホテルマンの目も釘付けになるに違いありません。