新機構で究極の精度に挑戦した、独創のトゥールビヨンモデル

航海用のマリンクロノメーターは、ゼニスの歴史的な名品のひとつ。ふたつのカルダン自在継手を使って時計全体を支持し、どんなに荒れた海の中でもメカニズムを大地に対して水平に保つ機構で、当時として究極の精度を維持してきた。この「クリストファー・コロンブス」はこのメカニズムにヒントを得て、“ジャイロスコープ型”と名付けられた球状のトゥールビヨン・キャリッジが大地に対して常に水平を保つ機能を持つ新開発ムーブメントを搭載する。

サファイア風防は、このジャイロスコープ型の「ゼロ-Gトゥールビヨン」を収めるために、表と裏それぞれに球状のふくらみを持つようにデザインされ、球状のサファイア結晶から削り出しで製作されたもの。ケースの表裏の両面からこの超絶メカニズムが作動する姿を心ゆくまで眺められる。しかも、このゼロ-Gトゥールビヨンのメカニズム自体はひじょうにコンパクトに設計されているので、腕に着けても違和感はない。

このモデルはバーゼルフェアでは発表されず、この6月に初公開されたばかり。時計愛好家、とくにトゥールビヨンなどの複雑機構が好きな人にとっては絶対に見逃せない超絶モデルだ。

top_04_colomb

手巻き、ローズゴールドケース、クロコダイルストラップ、ケース径45mm、世界25本限定、1774万5000円(予価)、9月発売予定。ホワイトゴールドケース仕様(世界25本限定)もある。

HF-AGE-仙台店が「パテック フィリップ展」を開催

2015年12月1日にリニューアルオープンし、パテック フィリップのショップインショップスペースを、約3倍に拡張したHF-AGE仙台店。大理石とパテック フィリップの最新コンセプトによる什器が配されたフロアは、より一層、高級感あふれる洗練された空間へと生まれ変わった。その東北地方唯一のパテック フィリップ正規販売店である同店が、2016年1月15日から17日までの3日間、「パテック フィリップ展」を開催する。今回の展示では、シンプルなドレスウォッチの最高峰と称される「カラトラバ」や、魅惑のコンプリケーション、華やかなレディスモデルなど、普段は店頭に並ぶことがない希少なモデルまで取り揃える。どのモデルも実際に腕に乗せてじっくりと選ぶことができる貴重な機会だ。

5205R_001_670

 

直営ブティック「ロンジン ブティック銀座」をオープンした

時計製造において、「エレガンス」をコンセプトに掲げるロンジン。新たにオープンしたこのブティックも、ダークマホガニーを使用した什器の温かな色合いと、床や天井のホワイトとのコントラストが上品で洗練された空間を作り出している。店内には、ロンジンが培ってきた技術の結晶であるヘリテージコレクションから、新作モデルまで幅広く取り揃えており、ブランドの歴史を紹介するコーナーや、ゆったりとしたVIPスペースも用意されている。さらに、スイス・サンティミエにあるロンジン ミュージアムから、19世紀に製作された9つの貴重なポケットウォッチを特別に取り寄せて展示。ロンジンの伝統やクラフツマンシップにも触れることができる旗艦店となっている。

Longines-Boutique-Ginza-2_670

「スリムライン ムーンフェイズ マニュファクチュール」。自動巻き。パワーリザーブ約42時間。

FC-705N4S6_img_670

2016年3月16日から5月15日までの間、フレデリック・コンスタントは、ムーンフェイズ搭載モデルを購入した全てのユーザーにスペアストラップをプレゼントする「ムーンフェイズ キャンペーン」を開催する。夜空に浮かぶ月の満ち欠けを、時計の文字盤上に描き出すムーンフェイズ。フレデリック・コンスタントは、各コレクションからムーンフェイズを搭載したモデルを数多く展開しており、機能性だけではなく、その美しさから同ブランドの時計の中でも高い人気を誇っている。今回開催されるこのキャンペーンは、フレデリック・コンスタントを取り扱う全国の百貨店および時計専門店などの正規販売店が対象だ。

レコール ヴァン クリーフ&アーペルが開講 !日本における3年ぶりの開講

france_japon_08-HD-_670

フランス・パリのヴァンドーム広場にて、ジュエリーと時計制作の世界に光を当てることを目的に創設された教育機関「レコール ヴァン クリーフ&アーペル」。ジュエリーと時計制作に関する知識を得たいと願うすべての人に、学びの扉を開いているこの学校の講義が、3年ぶりに日本にて開講される。2016年5月30日、31日の2日間、2015年9月にパリで新たに開講された「漆芸」と「アール・ヌーヴォー」のクラスを体験することができる。日本が世界に誇る伝統技術や、美術史に刻まれた芸術運動について、ジュエリーを通して学ぶことができる貴重な機会だ。

「時計ネット編集」! http://www.goodstuff-share.com/

想像力を凌駕する創造力の成果

chronos_60_1toku_670

今年のS.I.H.H.とバーゼルワールドを、停滞と見るか、躍進と見なすか。

どこに着目するかによって、見解が大きく分かれるに違いない。

しかし、一部メーカーに限っていえば、

その新製品は非凡なパッケージングと、それ以上に斬新なメカニズムを備えていた。

しかも、その質は、かつてのようなプロトタイプ然としたものではなく、

すぐにでもレギュラーモデルになるほどのまとまりを備えていたのである。

革新的なメカニズムはいかにして生まれたのか。

その現場をスイスとドイツに訪ねた。

 

ピュアジャーマンを受け継ぐグロスマンムーブメントの全貌❸ 

MG_670

初作となったベヌーが搭載した第1世代ムーブメントの「Cal.100.0」。

この傑作をモリッツ・グロスマンはそのままにはしなかった。

さらに手を加えて完成したのが、第2世代の「Cal.100.1」と「Cal.100.2」である。

外観上の特徴はほとんど同じ。しかしその中身は大きく変更されている。

モディファイの内実は、シュナイダー氏の設計思想をより明確に感じさせるものだ。

高級時計の定義と未来予測 / 2016年03月号(No.62)

R5A1207_670

果たして高級時計の定義とは? ミドルレンジとハイクラスを分ける境界線はどこにあるのか?

価値基準の揺らぎが激しい時計市場において、業界に身を置く識者たちが単独で、

あるいは対談というかたちでその基準値を自らの見識でもって余すところなく語った。

また、アップルウォッチに代表されるコネクテッドウォッチは高級時計と共存するのか?

今、業界の争点になっているホットな話題にも鋭く言及する。

 

[アイコニックピースの肖像 31] ウブロ ビッグ・バン Part.2 ウニコ&コンプリケーション

2toku_670

2005年の発表以降、現在も快進撃を続けるビッグ・バン。
しかしここまでの支持を得た理由は、
ウブロの卓抜したマーケティング手腕だけではない。
同社は毎年のようにビッグ・バンを改良。
独自の新素材を積極的に採用するだけでなく、ケース形状も刷新し、
自社製ムーブメントやコンプリケーションまで戦列に加えたのである。
誕生からの10年で大きく変わったビッグ・バンを、いま改めて俯瞰する。

 

ピアジェ アルティプラノ自動巻きモデルで世界最薄、ケース厚5.25mmを実現

top_piaget01

1960年に開発され、今もなお現役で活躍する超薄型自動巻きムーブメント「キャリバー120P」。そのあとを継ぐべく、完全新設計の超薄型自動巻きムーブメント「キャリバー1208P」を搭載するメンズの新型ドレスウォッチが登場した。22K素材のマイクロローターを使った巻き上げ機構を搭載したスモールセコンド付きムーブメントの厚さは、12Pよりもわずかに0.5mm厚い2.35mm。これは耐久性を重視した結果であり、ケース込みでは現在、市販されているモデルで世界でもっとも薄い5.25mmを達成している。アルティプラノならではの、薄型ながら3層構造の文字盤による立体的な顔、いつまでも飽きのこないシンプルなデザインも好ましい。なお、同時に発表されたおなじ基本仕様をもつ、スモールセコンド付きではなく2針のアニバーサリーモデルに搭載された「キャリバー1200P」は、マイクロローターにプラチナ素材を使っている。