ニコラ・ジェスキエールは、1971年フランス生まれ。ジャンポール・ゴルチエなどで経験を積んだあと、26歳という若さでバレンシアガのクリエイティブ・デザイナーに就任。その後約15年にわたり、ブランドを先導してきた人物だ。
ルイ・ヴィトンはこの就任にかんして、「すばらしい才能をもつデザイナーのひとりであるニコラ・ジェスキエールをアーティスティック・ディレクターに迎えることができ、とてもうれしく思っています。彼は、洗練、サヴォアフェール、そして究極の品質という1854年の創業当時からメゾンが大切にしてきた価値観を基礎として、ウィメンズ・コレクションにさらにモダンでクリエイティブなヴィジョンをもたらしてくれるでしょう」とコメント。
ニコラ・ジェスキエールは「私にとってルイ・ヴィトンは究極のラグジュアリーのシンボルであり、革新と未知の世界への探検を象徴する存在となっています。今回のこのミッションをいただいたことをとても光栄に感じると同時に、この偉大なメゾンの歴史の一端を担うになうことを誇りに思います。私たちは共通の価値とヴィジョンを共有しています。ともにブランドが過去から受け継ぐ貴重な遺産を守りながら、未来を築いていきます」と語っている。