前代未聞の技法による文字盤が独創的

まるでウッドを敷き詰めたような文字盤に見えるが、実はそうではない。ひと目見て、そんなミステリアスな素材で彩られたフェイスに魅入られてしまうのが、この「HW ミッドナイト・フェザー オートマティック 42mm」である。

独特の質感は、実はガチョウの羽根を使用した「マルケトリ」によるもので、細木のように見えるのは、羽根の芯が折り重なっているからだ。温かみのあるカラーであり、すべてが職人の手による仕上げのため、同一モデルといえども、ひとつとして同じ文字盤はない。シンプルな2針モデルに、ハリー・ウィンストンならではの独創性が浮かび上がる。

前衛的で力強く、新しい世界観を構築

アメリカ・ニューヨークに本店を持つ世界屈指のジュエラーであるハリー・ウィンストン。

これまで数々の複雑機構搭載モデルを発表し、独自の世界観を構築してきた。今年は、そのラインナップを継承しつつ、あらたなモデルが発表された。

特に「HW ミッドナイト・フェザー オートマティック 42mm」は、羽根細工で文字盤を装飾するという手法で、会場で大きな話題を呼んでいた。

さらに独自のザリウムケースに身を包んだ、レトログラード式第2時間帯表示モデルの「HW アヴェニュー・デュアルタイム オートマティック」やテクニカルな表情を持つクロノグラフ「プロジェクト Z9」は、ハリー・ウィンストンの世界観を前衛的に推し進めた感があり、今後の展開にも大いに注目したい。

流麗なコレクションを存分に堪能できる一夜に

「ティファニー ブルー ブック」とは、至高のクチュール ジュエリーを一堂に集めた究極のコレクション。ティファニーは1845年の初版以来、世界で最も壮麗な輝きを放つジュエリーの数々を、毎年このカタログに収めてきた。今回は新デザイン ディレクターのフランチェスカ・アムフィテアトロフが初めてデザインを担当したブルー ブック コレクションとなる。

2015年は「The Art of the Sea」をテーマに、海のもつ壮大なパワーとこの上ない美しさにインスピレーションを得たコレクションを展開。
うろこをモチーフにしたブルーグラデーションが魅力のブレスレット、繊細な水の動きを表現した稀少なブルーダイヤモンドのリング、水のように優しく流れ落ちるダイヤモンドのネックレスやブレスレットなどをラインナップしている。また、先だっておこなわれたアカデミー授賞式で、リース・ウィザースプーンやエマ・ストーンが着用したコレクションも今年のブルー ブックから選ばれたジュエリーだ。

フランチェスカ初となるブルー ブック コレクション発表

ティファニーが「ティファニー ブルー ブック コレクション 2015」をニューヨークで発表。あらたにデザイン ディレクターとしてくわわったフランチェスカ・アムフィテアトロフが初めて手がけたブルー ブック コレクションとなる。発表を記念して、アート、エンターテイメント、ファッションの世界を代表する著名人らをゲストに招いたスペシャルイベント「ブルー ブック ディナー」も開催された。