今年は誕生50周年を迎えた究極の実用腕時計「グランドセイコー」を筆頭に

セイコーは時計製造をはじめて以来、精度と実用性を誠実に追求してきた、日本が世界に誇る時計ブランドである。100年を超える歴史を持ち、ヒゲゼンマイの素材から地板の上に留められたネジ1本にいたるまで自社で開発製造して時計づくりを続けてきた。スイスの老舗時計ブランドにまったく引けを取らない「リアル・マニュファクチュール」として、時計愛好家を魅了している。本格的な複雑時計の製品は「スプリングドライブ・ソヌリ」ひとつのみだが、伝統的な機械式時計からクォーツ、さらに両者のハイブリッドメカニズムを持つスプリングドライブまで、独自の技術が発揮された製品はかず多い。その技術開発力にはスイスをはじめ世界中の時計メーカーが敬意を払い、つねに注目している。

今年はセイコーにとって記念すべき年。精度と実用性をシンプルに誠実に追求するという製品哲学が結晶したブランドの“顔”、偉大なるスタンダードウォッチ「グランドセイコー」が誕生から記念すべき50周年を迎えた。
これを記念してバーゼルフェアでは、機械式、クォーツ、スプリングドライブと3種類のムーブメントを使った3種類の記念限定モデルが登場。

日本刀をモチーフに世界に通用するシャープで端正なフォルムと、独自のムーブメント技術が融合した世界共通モデル「セイコー ブライツ アナンタ」にも、初のムーンフェイズ付きモデルが加わった。

また遊び心ある大人の男性を対象にした「セイコー ガランテ」からは、日本が生んだ偉大なアニメヒーロー「鉄腕アトム」モデルが限定モデルとして登場。

さらに、クォーツ誕生40周年記念モデルや、最先端の電子インク技術を使ったデジタルウォッチのプロトタイプも発表するなど、例年にも増して魅力的な新作がそろった。

グッチ アイコン テンポラリーショップで手に入れる時計&アイウエア

エッジの効いたデザインと革新的なファッション性をさらに発展させたあたらしいI-GUCCI。ダブルレイアウトの大きなデジタルディスプレイは、アイコニックなGGラバーストラップと完璧にマッチし、ラバーストラップには一目でグッチと分かるグリーン・レッド・グリーンのウェブが配されている。

高度な機能を搭載し、すべての調整は、44 mm のなめらかなラウンドフレームケースの側面に組み込まれたプッシュボタンでおこなうことができる。さらに、プッシュボタンを押すと多くのインフォメーションをシンプルに表したデジタル表示から、2本のデジタル針でローカルタイムを示すアナログ表示にすばやく切り替えることができる。

クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニによってデザインされたI-GUCCIは、コンテンポラリーなビジョンのなかにクラシックなグッチのラグジュアリーさを蘇らせるという、彼女のユニークな才能を具現している。グラフィカルでクリーンなラインのこのウォッチは、スポーティーモダンを集約させただけではなく、Swiss made の精巧な技術が備わり、美しさと機能性を完璧に融合させている。

スプリングドライブ、クォーツ、メカニカル、3種の記念モデルが登場

グランドセイコーの時計は視認性と装着感、仕上げのよさを追求し、セイコーにおける普遍的なデザインとして定着した「セイコースタイル」に、メカニカル、クォーツ、そして独自の機構であるスプリングドライブを搭載した3つの製品からなる。今回のアニバーサリーコレクションの先陣を切ったのは、メカニカルとクォーツのよさを凝縮し融合させた、セイコー独自の機構であるスプリングドライブのモデルだ。同モデルには50周年を記念する特別仕様として、最高精度のスプリングドライブ・ムーブメントを使用。標準品搭載のキャリバー「9R65 」(平均月差±15秒/日差±1秒)の時間精度を平均月差±10秒(日差±0.5秒)にまで高めた「9R15」を搭載している。引き続き、同じく最高精度を誇るクォーツモデルとメカニカルモデルも今後登場する予定だ。

いずれも1960年代の初代モデルのイメージから、「時計の王者」を意味する獅子のモチーフ(18Kゴールド)を、「50th Anniversary」の文字とともに3時位置に配した。丁寧に焼き上げたブルースティールをはじめ、職人によるこだわりが隅々にまで反映されている3種のモデルは、いずれを選ぶか、往年のグランドセイコーファンならば迷ってしまうことの必須のラインナップである。

リシャール・ミル RM022 エアロダイン デュアルタイムゾーン 革新的技術を満載した、新デュアルタイムモデル!

超音速機の翼用としてNASA(アメリカ航空宇宙局)が研究・開発に先鞭を付けたナノカーボンファーバーを心材に、斜方晶系チタンアルミナイドを組み合わせたハニカム構造合金を地板に採用した、デュアルタイム機能付きの最新トゥールビヨンモデル。2009年発表の「RM021」の進化形ともいえるこのモデルには、高速回転香箱や可変慣性フリースプラグテンプ、トゥールビヨンケージのセラミック製エンドストーンを取り入れるなど、リシャール・ミルならではの徹底した革新が織り込まれている。デュアルタイム機構は9時位置のプッシュボタンで簡単に設定・調整がおこなえ、さらにリュウズにはワンプッシュするごとに巻き上げ、ニュートラル、時刻合わせと機能が切り替わるファンクションセレクター機構が組み込まれている。ゼンマイ残量を表示するパワーリザーブインジケーター、ゼンマイのトルクレベルを表示するトルクインジケーターも搭載。

自由奔放なアイデアと新素材 時計界の「F1チーム」は、10年目もトップを独走中

今から9年前の2001年、“複雑機械式時計=伝統的”という過去の文法にとらわれず、ブランドの枠を超えた時計技術者たちの叡智をみずからの人脈で結集させ、夢の時計開発・製造チームを編成。リシャール・ミルは、宇宙航空分野の先端素材を大胆な導入で高級スポーツウォッチの概念を革新し、センセーションを巻き起こしたウォッチコンセプターだ。

ブランド誕生10年目に当たる2010年、彼は世界の高級時計をリードする老舗名門が集うジュネーブサロンを、新作発表のステージとして選んだ。

クラシックの王道を行く老舗や名門ブランドの新作群とともにその新作を鑑賞すると、“まるで未来から来たような”突き抜けた革新性にあらためて感銘を受ける。

未来的なイメージで人気の高い「RM021」の発展モデル「RM022 エアロダイン デュアルタイムゾーン」と超薄型レクタンギュラー(角形)モデル「RM016」のケースにトゥールビヨンを組み込んだ「RM017 トゥールビヨン」。また、昨年発表されたダイバーズの新作「RM028」――どれもリシャール・ミルでなければ考えられない大胆なデザインと革新的な機能を備えた意欲作だ。

この9年間、彼のプロダクトに触発された腕時計がさまざまなブランドから登場した。だが、時計の未来を競うレースで、彼のチームを脅かすライバルはいまもまだあらわれていない。独走状態は、まだまだ今後もつづきそうだ。

世界トップのハイジュエラーならではの ロマンティックで贅沢な時計の世界がさらに発展

今、もっともファンタジックでロマンティックな腕時計をつくっている時計ブランドといえば、それは間違いなくパリのハイジュエリーブランド、ヴァン クリーフ&アーペルである。2010年のS.I.H.H.では、昨年の「ポエティック コンプリケーション(詩情のある複雑時計)」というテーマを内包しながらさらに発展させた「ポエトリー オブ タイム(詩情がつむぎ出す時)」という大テーマを掲げた。時計師からエナメル職人まで、スイスが誇る最高峰の職人技の魅力を前面に押し出した、さらにファンタジックでロマンティックな作品を披露。どのモデルも腕時計が単なる「時を測る道具」ではなく、まだまだ無限の可能性を秘めた、芸術的で夢のあるアイテムであることを雄弁に語ってくれた。

ジュエリー特集|自然界とレイチェル・カーソンへのオマージュ

「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。

もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力を持っているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない“センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性”を授けてほしいと頼むでしょう。

この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。」
『センス・オブ・ワンダー』(著/レイチェル・カーソン、訳/上遠恵子 新潮社)

『沈黙の春』の作者であるレイチェル・カーソンが最後に書いた作品、『センス・オブ・ワンダー』からのことばです。

自然に触れ合うこと、自然に思いを巡らせること、そういった時間をもつことこそが今の私たちには必要なのかもしれません。

地球の美しさについて深い思いをめぐらせるひとは、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけるでしょう、ともレイチェルはこの本のなかで語ります。

オートマティックのダイバーズウォッチ「RM028」も入荷

一方、もう一点の注目入荷モデルは「RM028 ニューダイバーズウォッチ」。昨年の2009年に「深海」をテーマとした初のダイバーズウォッチ、また初のラウンド型となるトゥールビヨン「RM025」を発表したのも記憶に新しいことだろう。今作ではラウンドケースを47ミリのサイズへと変更し、オートマティックのダイバーズウォッチとして完成させた。ラウンドケースには前作同様、独自の3重構造ケースとケースを均等に密閉するよう最適の張力をかけたトルクネジを採用、ISO6425基準の30気圧防水をかなえている。ベゼルのシステム全体をケースにねじ込んだ3層構造のベゼルも同じく、今回は22個のトルクネジで固定され逆回転を防止。よりデイリーユースとなった、リシャール・ミルのダイバーズウォッチが誕生した。

この2点のほかにも、シンガポールの「ウォッチ・メイキング・グランプリ」のレディス部門でグランプリを受賞した、昨年発表の「RM019 『ケルトノット』トゥールビヨン」やポケットウォッチ「RM020」も来日。いずれも「リシャール・ミル GINZA」で1月20日(水)まで目にすることができる。以降は全国各地のショップを巡回する予定なので、この貴重な機会にぜひ銀座へと足を運ぶのはいかがだろう。

最新作のトゥールビヨンをはじめ、注目モデルが銀座におめみえ

入荷したばかりの注目モデルは、「RM021 トゥールビヨン『エアロダイン』」。同モデルの名である「RM021」は、リシャール・ミルの初期モデル「RM001」と「RM002」に敬意を払って付けられたものだ。いまから8年前に行ったこれらのモデルから名をとることで、リシャール・ミルはブランドの礎である“革新性”への固い信念を新たに表明している。これまで車などの陸地や海洋の世界から製作の想を得てきたリシャール・ミルだが、今作では「航空」の世界をイメージしたトゥールビヨンを発表。2001年からアイディアの源となってきた「大気-宇宙空間-超音速機」のテーマを反映させたモデルである。

新素材へとつねに積極的な姿勢を見せるリシャール・ミルは、今回もトゥールビヨンの地板に新素材となる斜方晶系チタンアルミナイドを使用。Ti2AINbの斜方晶相上に並んだ固有の結晶分子構造を持つ、チタンアルミナイドから開発された新合金である。リシャール・ミルはこの新しい合金を、米航空宇宙局(NASA)の超音速機の翼の心材から発想を得て、板を肉抜きした蜂の巣状のハニカム構造で採用。合金の特性である剛性を最大限に活かすことで最高の耐衝撃性を誇りながら、より軽く快適な使用感のトゥールビヨンを完成させた。

人気のジュエリーデザイナー、マルコム・ベッツ氏が英国より来日!

職人肌のデザイナーが作る、アンティークを活かしたジュエリー

アンティークダイヤモンドを再加工して現代に蘇らせるなど、素材へのこだわりが一際目を引くジュエリーブランド「マルコム ベッツ」。全工程をデザイナー自身の手作業によって完成させるため、すべて一点物のジュエリーであり、そのクオリティの高さには定評があるブランドだ。

今回スペシャルイベントとして、デザイナーであるマルコム・ベッツ氏が英国より来日し、バーニーズ ニューヨーク店頭にて本人自ら新作の紹介をする。当日は来日にあわせて取り揃えた、落ち着いた輝きを放つアンティークカットのものやクリアカラーのダイヤモンド、色石を使ったジュエリーなど、約150点ものコレクションを一堂に集めて紹介。

日本ではバーニーズ ニューヨークのみで紹介している「マルコム ベッツ」ならではの多彩なラインナップを一挙に見る機会、見逃さないように訪れたい。