軽快な着け心地と繊細で美しい造形

手にして、腕に載せて驚くのは、超薄型ながら、ケースバック、ラバーストラップまでなめらかに、流れるような曲面で一体化した造形の美しさ。もちろん装着感が軽快で快適なのはもちろんだ。この超薄型フォルムを実現するために、ラドーは厚さわずか1mmという超薄型クォーツ・ムーブメントを、おなじスウォッチ グループのムーブメント専業メーカーETA社の協力で開発。さらに設計や製造工程などを一から見なおし、すべてのパーツが完全に調和するようにしたという。

すばらしいのは技術ばかりではない。この画期的な薄さにふさわしい、無駄を徹底的に削ぎ落としたシンプルなデザインも最大限の賞賛に値する。ここ2、3年、時計業界ではスポーツウォッチを中心にこの十年あまりつづいた“デカ厚”ブームの反動か、高級機械式ブランドのクラシックラインで、超薄型シンプルウォッチの復権が著しい。だが価格は最低でも50万円以上。100万円を超えるモデルも珍しくない。

このラドー トゥルー シンラインは、それより遥かにお手ごろな10万円台の価格ながら、クールかつ繊細な素材感とシャープかつ美しいフォルムで、高級時計に負けない独自の存在感を放つ。またケース厚は7.8mmと若干厚くなるが自動巻きモデルや、ダイヤモンドを文字盤にセッティングしたモデルも用意されている。

世界最薄ハイテクセラミックス素材の腕時計を発表

タングステンカーバイド素材を中心に作られた、美しく傷のつきにくい超硬メタル合金をケースに採用した1960年代の「ラドー・ダイヤスター」を出発点に、つねに腕時計の素材革命、デザイン革命をリードしてきたスイスの時計ブランド ラドー。いま大流行のハイテクセラミックス素材の導入は、何といまから四半世紀も前の1986年の「ラドー・インテグラル」から。さらに2004年にはハイテクダイヤモンドコーティングをほどこした世界でもっとも硬い腕時計「ラドー V10K」も発売している。

このラドーの歴史に今年2011年、またまた画期的なモデルが登場した。ハイテクセラミックスと超薄型ムーブメントでケース厚わずか5mm(レディスはさらに薄く4.95mm)を実現した「ラドー トゥルー シンライン」である

電波時計に代わりGPS衛星の電波を使った“電波ソーラー腕時計”

カーナビと同様に、世界中をカバーするGPS衛星の電波を受信して、受信から最長でも20秒程度でいまいる場所の正確な現在時刻を表示する“あたらしい電波腕時計”。光発電エコ・ドライブなので、電池交換などの必要もない。またソーラーセルは通常は文字盤上に配置されるが、このモデルのソーラーセルは文字盤の外周にセットされたリング上のものを採用する。また、6月公開の士郎正宗原作のアニメーション映画「アップルシードXIII(サーティーン)」とコラボレーションしており、この映画の一部を使ったオリジナルプロモーション映像もオフィシャルサイトで鑑賞できる。